動物の模様や、木の枝分かれなど、自然界にある形や模様、数学的な幾何学模様の中には、アルゴリズムを用いて表現できるものがある。そして、そのアルゴリズムを利用すれば、プログラミングを行うことは容易であり、自然界に現れる幾何学模様などを簡単に再現することができる。そのようなアルゴリズムを利用して様々なCGを作成し、それらを組み合わせることで映像作品を作った。作品のテーマは『輪廻』である。様々なオブジェクトが次々と生成・成長・瓦解し、『生命が誕生、繁栄そして衰退し、新たな生命へと転生する』という様子を表現した。