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「学習済みCNNを用いて抽出した特徴量を利用した画像の異常検出」小橋口純
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「学習済みCNNを用いて抽出した特徴量を利用した画像の異常検出」小橋口純

本研究では,教師なし学習による画像の異常検出を扱う.これは,画像1枚ごとまたは画素ごとに異常度を計算するという問題である.先行研究の中では,画像識別を事前に学習したCNNを用いて抽出した特徴量を利用する手法が,高い検出精度を達成している.本研究では,先行手法の精度改善と,特徴抽出時間削減の2つに取り組んだ.後者については,知識蒸留を用いて学習済みCNNより計算時間が短いネットワークを得ることを試みた.実験の結果,検出精度をある程度高く維持しつつ,特徴抽出時間を削減できることが分かった.
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